小学生の習い事で武道が人気?|何故礼儀が身につくのでしょう
このように武道では「礼」を重んじていますが、具体的にはどのように「礼の実践」をしているのでしょうか?
武道の中でも特にお子さまの習い事として人気が高い、空手の稽古を例の事が書かれていました。
【空手の稽古の流れ】
1)神前に向かって礼、黙想。
まずは全員で正座し、神前に向かって礼、黙想を行う。それから指導員の号令に合わせた号令稽古に入る。
2)準備運動、基本稽古、型稽古、組手など。
3)正座して礼、黙想。道場訓を読む。
4)最後に全員で道場の掃除を行う。
このように、空手では稽古の始めと終わりには必ず礼と黙想をし、道場の掃除も子どもたちで行います。
これは、コッコちゃんが習っていた剣道でも同様でした。
また実際に体を動かす場面では、段位や経験によって上下関係がはっきりしています。けれども武道の上下関係は、ただ厳しいというものではありません。
「上」の者が「下」の者に対するときにも「礼」が重んじられるのです。
ですから習い事の場合でも、年長のお子さまが下のお子さまに教えるなど、はっきりした上下関係がありながら互いを思いやることを実践しています。 これら全てが、「礼儀」を学ぶいい機会になっているのですね。
コッコちゃんもたぬりちゃんも2人とも事情があり武道は既に辞めてしまいましたが、武道を習っていた事は無駄ではなく、今後も2人の為になっていると思えました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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