小学校中学校の不審者侵入者対策地域開放との板挟み問題|住民との軋轢との兼ね合いが難しく・・・
そもそも、地域に開かれた学校というのが私たち親世代が、現役の小学生であった時代のイメージでした。
学校を終えた後、放課後もいったん家に帰宅してから、再び学校へ行き遊んだ事も何度もあります。
そんな私たち親世代からすれば、過度な監視は学校が使えないと言う不便を感じやはり各地でも住民とのあつれきを生みかねないという懸念もされています。
学校には、行事やPTA活動などで保護者や地域住民が日常的に出入りするのが当たり前。
「来校者全てを不審者扱いできない」
と福岡市教育委員会の担当者の方も仰っている通り、来校者に不審者などまずいるはずがないのが普通なのです。
「学校の実情や地域性に応じて取り組む必要があり、一律の対策は難しい」
と長崎県の教育委員会の担当者の方の声もあります。
地域防犯に詳しい立正大学の犯罪学の教授の方のご意見では、低コストの対策として
「入り口から受付まで誘導する矢印のテープを廊下に貼る」
ことを提唱されています。
訪問者がライン上から外れた所にいれば子どもも侵入者と判断でき、神奈川県藤沢市などでも既に成果を上げている方法との事。
学校の敷地を囲う塀を見通しの良いフェンスにするなど教授は、
「住民の手も借りながら、地域と連携して学校の安全対策を考える必要がある」
と指摘されています。
安心して子どもを小学校へ通わす事も出来ない今の世の中・・・。
本当に、信じられない事をする理解不能な犯罪が増えてきた今の時代を心の底から悲しく思い、将来が心配になるばかりです。
何かが狂い、世の中が病んできているように感じるのは、何をしていても極度のストレスを感じてしまうストレス社会が原因なのでしょうか?
小学校での不審者への侵入者対策も勿論大切ですが、そもそもそのようなおかしな動きをしない人間作りが根本的に大切なように思えるのは私だけでしょうか?
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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