坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|勉強方法にも色々あると改めて感心

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坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|面白い会話からも身になるお話です

坪田信貴ロザンエアー授業

坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、私が大好な坪田信貴先生が、また高学歴芸人のロザンのお2人と勉強についての対談をされていたという記事を読ませて頂き、今回はエアー授業というものについてをお話されていたようなのでお三方の対談内容からその感想についてを

  • 坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|理解を深める
  • 坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|身の丈に合った勉強
  • 坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|楽しいと思う事を学ぶ

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|理解を深める

坪田信貴ロザンエアー授業

理解を深めるエアー授業

母も資格試験勉強をしていた頃や、学生の頃に比べると、記憶力が低下してきたなと感じる事が、ここ最近よくあります。

そんな事を感じているここ最近ですが、坪田先生やロザンのお2人に大人になると記憶力が落ちると感じますが、知識の定着を高める秘訣はありますか?

という質問について坪田先生にロザンのお2人はこうお答えされておりました。

坪田先生 僕が提唱するのは「エアー生徒」を想定して勉強することです。たとえば、「参勤交代は徳川家光」と覚えるだけでなく、目の前に生徒がいると想定して「なぜ、家光さんは参勤交代を始めたと思う?」と質問して自分で答える。すると暗記を理解レベルまで落とし込める。理解するから記憶に残るし、ますます面白くなってくるんです。

菅さん ちょっと待ってください! それ、僕が本に書いた宇治原の「エアー授業」と同じじゃないですか。学生時代、宇治原は自分の部屋でひとり教師になりきって日本史のストーリーを面白おかしく話す「エアー授業」をしていたんです。

宇治原さん これは……坪田先生にパクられてるとしか思えないな(笑)。

坪田先生 いやいや。(笑) だって、僕は20年前からやってますもん。

宇治原さん それ言うならこっちは30年前。僕の母親はアホのふりして「これってどういう意味?」って質問してきましたから!

――なんという偶然(笑)。でも、学ぶ側が「先生になる」という発想は面白いですね。

坪田先生 カリスマ講師っていますよね。それって結局、「先生」がすごいだけなんです。たとえるならば、Jリーガーのシュートをバンバン見せられて、生徒が「すごい! すごい!」と感嘆しているような状態。ただ、眺めているだけでは本人は上達しません。それよりも、シュートを打つ練習を圧倒的に多くすべきというのが僕の考えです。

つまり、本人が教える側に回れということです。理解していなければ、人に説明できません。それに、説明しているうちに、理解できていないところも見つかってきます。

僕の塾にはカリスマ教師は一人もいません。それよりも生徒の勉強のPDCAをサポートして、宇治原さんのお母さんみたいに「これってどういう意味なの?」と引き出すことができれば十分。勉強嫌いの生徒さんもたくさん集まりますが、最終的にはセンター試験の平均点が80点を超えるまで伸びます。

とのお話で、宇治原さんに坪田先生。

優秀な方はいきつく所が同じなのかもしれません。

確かに仮想授業のような事をする事により、そこに自分自身のストーリーを当てはめると、ストーリーを作り出した過程などから記憶の定着は凄く上がるような気がします。

また、中学受験における勉強に応用するなら、自分自身でストーリーを組み立てる時に、語彙力や文章力の強化にもなりそうですね。

坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|身の丈に合った勉強

坪田信貴ロザンエアー授業

身の丈に合った勉強

その後、坪田先生にロザンのお2人は、勉強における目標設定と継続させるという事をテーマにお話をされていました。

その内容が、

菅さん 僕は「身の丈」に合っていることが大事だと思っています。たとえば、まぐれで合格した進学校と自分の実力に見合った普通校、どちらか選べと言われたら、僕は後者を選びます。そのほうが伸びるからです。

との菅さんのお言葉。確かに、勉強が続かない原因の一つは、身の丈に合わず、周りのレベルについていけなくなるからという事はよく聞きます。

菅さん 

勉強が続かない原因の一つは、身の丈に合わず、周りのレベルについていけなくなるからです。

ただ、身の丈は、実力とともに変わっていくもの

みんな変わらないものだと思っているけど、今クリアできそうな目標を設定し、それを更新すれば自ずと実力はついてくる。そうすれば達成できそうな目標も変わってくるんです。逆に、身の丈に合わない無謀な挑戦をし続け、勉強しなくなれば身の丈は変わらないままです。

なるほど・・・。

やはり自分自身のレベルに合っていない勉強は、やる気を失うだけで逆効果ともいえるのですね。

逆に坪田先生はご自身の本の中で目標設定は、自分の枠を広げると書かれています。ここは菅さんとは違うのでしょうか?

坪田先生のお言葉に宇治原さんの反応は、

坪田先生 いや、本質的にはまったく同じ意味なんです。僕はいつも、目標は複数持った方がいいということを言っています。

たとえば、僕は小学生の頃に抱いた「世界史の教科書に載りたい」という夢があります。枠を広げまくってるでしょ。でも夢があまりに大きすぎたので、僕はまず「毎日五分だけ勉強しよう!」という、今の実力でも達成できそうな目標を目指すことにしました。それは当時の僕の身の丈に合っていたからです。

僕はこれらを「直近目標」と「最終目標」と呼んでいます。最終目標はどこまでも大きくていい。でも目の前に掲げる目標は身の丈に合わないと続かないし、伸びないんです。

宇治原さん これはもう、どちらかがどちらかをパクっているとしか思えないほど同じですね(笑)。

なるほど、やはり最終的にロザンのお2人と、坪田先生、パクってはいないのでしょうが、出来る人のお考えは、同じところに行きつくのでしょうね。

坪田信貴先生とロザンのお2人が提唱するエアー授業とは?|楽しいと思う事を学ぶ

坪田信貴ロザンエアー授業

楽しいと思うことを学ぶメリット

社会人のなってからの勉強は?勉強のスペシャリストのお三方のご意見は以下の通りです。

坪田先生 勉強はしていますが、実は「勉強」って言葉あまり好きじゃないんです。「勉めて強いる」ってお堅いでしょ。僕はどちらかと言うと、「学習」だと思っています。「学んで習う」ですよね。ワインが好きだったら、お酒の本を読んだり、飲みに行ったりして学べばいい。そのうち酒造文化や土壌にまで関心が広がって歴史や地理まで造詣が深くなる。自分が好きなものを進んで学ぶ勉強するって本来そういうことだと思います。

菅さん 宇治原は知らないことあると、スマホで速攻調べますね。あと新聞読みながら、クスクス笑ってます。おかしいでしょ?

宇治原さんは、楽しんで調べ物をされているのでしょうか?

宇治原さん もちろんです。たまに調べている途中で「いつかクイズで出題されるかも」と思うこともありますが、それはクイズに正解するのが楽しいから。「正解しなければならない」という強迫観念のようなものはありません。さらに調べたら、「自分ならこう出題したる」「これ正解したら気持ちええやろな」って妄想が止まらなくなるんです。

坪田先生 僕は、菅さんの本を読んで、楽しみながら学ばせていただきました。正直言うと、菅さんの本を読んで嫉妬したんです。文章で人を笑わすことができるってこういうことだ! って。あちこち線を引いて、折り曲げて、隅から隅まで勉強させていただきましたね。

菅さんは、文章の書き方をどこで学ばれたのでしょうか?

菅さん まったくしていないんです。ただ振り返ると小学校の頃から図書館の落語の本をたくさん読んでいました。こうやってオチをつけるんか、オモロ!って。もちろん、将来本を書くとも芸人になるとも思っていなかった。

宇治原さん これもさっきの「学習」の話と一緒ですね。菅さんは本を読みたいから、読んでいたんです。「将来本を書くためには、文章を勉強しなければならない」と思って読んだわけではない。本を読むのが楽しいから、自然と書き方も学んでいたんですね。

好きこそ、ものの上手なれですね。最後に、坪田先生は勉強に一番大切なのはなんだと思いますか?

坪田先生 それは「こんなん、絶対できる!」って思うことです。「やればなんとかなるっしょ!」でもいい。根拠はなくとも自分に自信をもつ。これほど成長を引き出す強い方法はない。この気持ちがもてれば、かならず最後は伸びると断言します。

やはり、楽しみながら物事に取り組むのと、嫌だとか早く終われば良いなと思いながら物事に取り組むのでは、同じ時間をかけて、同じ事をしていても結果や身に付き方は随分変わってくるという事を母自身も何度も経験してきました。

勉強を楽しめる・・・これはもう才能なのかな?と思う事もありますが、今現在楽しめていないのであれば、いかにして楽しい事にしていくか?自分自身どうすれば楽しむか?と考える事から始めてみるのも良いかもしれないですね。

本当に坪田先生のお話にロザンのお2人のお話はためになります。

子どもの受験勉強に役立てようと思い、追いかけていますが、いつも自分自身の為に役立つ事も多く目から鱗が落ちるお話が本当に多いです。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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