記憶力と忘却曲線について|長期記憶と短期記憶
記憶力と忘却曲線についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では何でもかんでもすぐに
『忘れた』
で済ませてしまう我が家の中学受験生小学5年生のコッコちゃんの忘れ癖のメカニズムを知りたく記憶力について色々な本を読んでみた母の実際の体験から
- 記憶力と忘却曲線|我が家の受験生も勿論例外ではありません
- 記憶力と忘却曲線|忘れて当たり前という事は理解できました・・・しかし・・・
- 記憶力と忘却曲線|長期記憶と短期記憶
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
記憶力と忘却曲線|我が家の受験生も勿論例外ではありません
≪記憶力≫
母がコッコちゃんに馬渕教室のテキストの問題集を解かせてみると
- 『覚えていない。』
- 『忘れた。』
- 『習ってない。』
などと言って全く勉強が進みません。
コッコちゃんは以前習った勉強内容をきれいさっぱり忘れている様子です。
少しぐらいは記憶に残っていてくれてもいいものなのにと母は常々思っています。
【人間は忘れる生き物(動物)】
と言う言葉をよく耳にします。
まさにコッコちゃんが該当します。
どうしてコッコちゃんは以前勉強した内容をきれいさっぱり忘れてしまうのだろとの母の疑問の思いから原因を調べてみようと思いました。
記憶力と忘却曲線|忘れて当たり前という事は理解できました・・・しかし・・・
記憶の忘却の研究で有名なのはドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスです。
【エビングハウスの忘却曲線】とは記憶の中でも特に【長期記憶】の忘却を表す曲線です。
無意味な音節を被験者に記憶させ、その再生率を調べ20分後には節約率が58%、1時間後には節約率が44%、1日後には節約率が26%、1週間後には節約率が23%、1か月後には節約率が21%であったという結果を忘却曲線で表しています。
節約率とは一度記憶した内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な時間をどれくらい節約できたかを表す割合だそうです。
簡単に説明するとドラマ【下剋上受験第6話】での楢橋君の説明です。
【エビングハウスの忘却曲線】は実験結果に基づいた学説で人間は一度暗記しても
- 20分後には42%を忘却、わずかに58%記憶しているに過ぎない。
- 1時間後には56%を忘却、わずかに44%。記憶しているに過ぎない。
- 1日後には74%を忘却、わずかに26%記憶しているに過ぎない。
- 1週間後には77%を忘却、わずかに23%記憶しているに過ぎない。
- 1か月後には79%を忘却、わずかに21%を記憶しているに過ぎない。
【エビングハウスの忘却曲線】の説明により忘却することは理解できる母ですが理由が知りたく思いました。
本を読んでみたり、その他ネットでも調べてみました。
記憶力と忘却曲線|長期記憶と短期記憶
記憶には【長期記憶】と【短期記憶】あります。
【エビングハウスの忘却曲線】にも【長期記憶】と言う言葉は出てきます。
【短期記憶】は、記憶の二重貯蔵モデルにおいて主張された記憶区分の一つで、情報の一時的な保管場所です。
【長期記憶】は、記憶の二重貯蔵モデルにおいて主張された記憶区分の一つで、覚えた知識を蓄える場所です。
【長期記憶】と【短期記憶】の関係は情報は【短期記憶】で一時保管され【長期記憶】として蓄える資格がある情報だけを【短期記憶】を経由し【長期記憶】へ記憶として長期間保管されるそうです。
しかし【長期記憶】としての資格審査はかなり難しいそうでなかなか通らないとのこと。
なので大半の情報は【長期記憶】として蓄えられず忘れてしまう結果になるそうです。
なかなか奥が深いですね。
この事を踏まえて今後は、ただ単に復習をするのではなく今までやってきた家庭学習の過程から復習する科目や順序を整理してみる事も記憶を定着させるのに有効だなと感じました。
勉強のスケジュールを立てるのに記憶力のメカニズムに触れてみる事は大変参考になりました。
この記事でご紹介させて頂く内容は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
【その他の記憶力関連記事】
塾の宿題をするタイミング|記憶の定着をさせる為に復習方法を見直す
勉強前にモーツァルト効果|母のイライラも軽減思わぬ副産物も!