難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|東大京大国公立大医学部ランキングを見て

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難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|2018年の進学実績から


東大京大国公立大学医学部高校合格実績ランキング2018

難関大進学率はやはり中間一貫校が強いについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では2018年の難関大学進学実績のランキングを見て、やはり全国的に中間一貫校が強いなと感じた実際の感想から

  • 難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|京大は近畿圏外からの入学者が増えている
  • 難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|トップの灘高は東大70人、京大25人進学
  • 難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|東大合格を蹴って海外大へ進学する受験生も

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|京大は近畿圏外からの入学者が増えている


東大京大国公立大学医学部高校合格実績ランキング2018

大学合格実績は高校や中高一貫校選びに欠かせないデータだと思います。同じ偏差値の学校だったら、大学合格実績が高い学校を選ぶのが一般的な考え方ではないでしょうか?

特に東大合格者が出る影響は大きいと思われます。

最難関の東大に合格者を送り出せるとなれば、それは学校の教育力と評価されますよね。子どもが志望する大学・学部にも合格させてくれるのではとの期待が高まります。

東大京大国公立大学医学部に強い高校ランキング2018ベスト50

難関大というと、東大、京大が頭に浮かびます。最近は京大の人気が高まっており、東大と対照的な動向になっている傾向があるようです。

京大の近畿圏2府4県からの合格者占有率(2府4県の合格者数合計÷都道府県総合格者数×100)を、2008年と2018年で比較すると、55.9%から50.8%へ下がっている。それだけ近畿以外からの合格者が増えていることになります。

東京都からの合格者占有率も、2008年の3.7%から2018年は7.3%へと、ほぼ倍増しています。

埼玉、千葉、神奈川県から京大へ進学される学生も増えており、合計すると12%を超えてくるのです。

大手予備校発信の記事によると、昔のように東大に偏差値が足りないから京大に、という考えはないとの事。

そうした受験生は一橋大や東京工業大を目指すようです。首都圏でも初めから京大を狙う受験生が増えているのが最近の傾向であるようです。

この傾向は2012年から顕著になってきたとの事。

2011年の東日本大震災を受け、首都圏でも被害が出て、水や食料が売り切れたり、計画停電が行われたりして、受験生は勉強どころではなくなった年でした。

翌年の大学入学後も、勉強できないかもしれない不安から、京大を目指す傾向が強まったのが始まり。

さらに、山中伸弥教授のノーベル賞受賞なども追い風になり、首都圏で京都大学人気が高まっていったと見られています。

一方、東大は首都圏の1都3県からの合格者占有率を見ると、この10年で43.2%から55.9%へ上がっていて、関東ローカル化が進んでいます。東大に地方からの合格者が増えない理由としては、経済的な問題も大きいと見られています。

東京の物価が高く、4年間学生生活を送るのに、親にとって仕送りが厳しいことも東大離れの原因の1つではないでしょうか?。

理系では、東大より地元の国公立大医学部を目指す受験生も多くなってきたのがここ最近の傾向です。東大だけではないですが、難関大の理工系では、大学院に進学するのが当たり前になってきているようです。

大学院も含めて6年間大学に通うなら、卒業後の収入の安定や社会的な地位の高さ、苦しんでいる人を助けたいとの気持ちから、医師を目指す受験生が増えている最近の傾向です。

トップ進学校では理系の生徒が増えているものの、

「理系が増えているというより医系が増えている」

と、地方のトップ私立進学校の進路指導教諭の方のお言葉もあります。西日本を中心に最難関学部の医学部人気はますます高まっている傾向にあります。

また浪人生が多いのも医学部の特徴です。国公立大医学部志望者にスベリ止めはないと言われています。

私立大医学部の6年間の学費平均は、約3200万円にもなり、払える家庭は限られています。国公立大は350万円ですので、約10倍近くの差があります。

浪人して予備校へ通ったとしても、国公立大医学部に進学したほうが経済的にも安心できます。

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