難関大進学率はやはり中間一貫校が強い|トップの灘高は東大70人、京大25人進学
東大と京大、国公立大医学部(東大・理Ⅲ、京大・医学部医学科除く48校、防衛医科大は含まない)の現役合格者合計の占有率(合格者合計÷全日制卒業生数×100)を高い順に並べたのが 東大・京大・国公立大医学部に強い学校ランキングです。
卒業生50人以上の学校で作成した。同率で順位が異なるのは、小数点第2位以下の差になります。
トップは兵庫県の灘の53.9%です。
卒業生の半数以上が東大、京大、国公立大医学部に合格していることになるという何とも物凄い進学率です。
内訳を見てみますと、東大に70人合格し、うち理Ⅲが11人、京大に25人で、うち医学部医学科が14人、国公立大医学部が23人の計118人です。
100人が定員の東大理Ⅲに11人も輩出するなんて・・・本当に恐ろしい学校ですね・・・。
すごすぎます!
国公立大医学部に、東大理Ⅲ、京大医(医学科)を含めると48人になり、卒業生の22%にも上るのです。
2位は僅差で、筑波大附駒場となりました。現役合格者の占有率は53.7%で、内訳は東大が80人で、うち理Ⅲが15人、京大はゼロ、国公立大医学部は7人の計87人です。
圧倒的に東大合格者が多いですね。今年、理Ⅲの合格者は卒業生を含めて17人となり、初の理Ⅲ合格者数トップに立ったようです。
3位は女子校トップとなった桜蔭で37.7%です。内訳は東大59人で、うち理Ⅲが6人、京大は3人で、うち医学部医学科が1人、国公立大医学部は25人の計87人でした。女子は男子よりも現役志向が強いようですが、全合格者113人に占める現役合格者の割合は77%でした。
東大合格者数175人で37年連続トップの開成は、5位の36.4%です。東大の現役合格者数は116人でこちらもトップです。理Ⅲは8人が現役で合格しています。
京大は5人で、うち医学部医学科は1人でした。国公立大医学部は24人。合格者合計で145人と人数の上ではトップですが、卒業生数も多いため割合でみると5位になっています。
国公立大医学部合格者132人で11年連続トップの東海は11位でした。東大17人で、うち理Ⅲは2人、京大24人、うち医学部医学科2人、国公立大医学部はトップの79人で、計120人となり、合格者数の人数だけで見ると開成に次ぐ2位になります。
18位の北嶺は22.8%ですが、卒業生が123人と他の学校に比べて少ないです。東大9人で、うち理Ⅲ1人、京大2人、国公立大医学部17人と卒業生は少ないのですが計28人の合格者を出しています。
国公立大医学部のうち、地元の北海道大が5人、札幌医科大が9人と、ほとんどが地元の大学に合格しています。