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新紙幣の肖像画の3人はどのような偉人なのでしょう?|5千円札は津田梅子
新五千円札の肖像画になる津田梅子(つだ・うめこ)さんは、1864~1929年に活躍されたた津田塾大学の創設者です。
1864年、佐倉藩士で農学者の津田仙の次女として、江戸・牛込に生まれました。
日本初の女子留学生として、6歳で岩倉具視の岩倉使節団に同行して渡米されます。
そして現地でキリスト教の洗礼を受け、11年にわたって米国で過ごしました。
17歳で帰国し、華族女学校の教授に就任します。
その後、24歳で再び渡米し、ペンシルバニア州のブリンマー大学で生物学を学ぶのでした。
ヘレン・ケラーやナイチンゲールとも面会されたことがあると言う記録も残っており、日本女性の高等教育のため、1900年に女子英学塾(後の津田塾大学)を開校されました。
1929年、鎌倉の別荘で享年64歳で天寿を全う致します。
幕末から明治を生きた女性の中では当時では今のよりもっと女性の社会進出がされておらず津田梅子さんは本当に女性の社会進出の先駆けとなった方なので、今回新紙幣に選ばれたのも、今後もっと女性の社会進出を後押しするという意味も込められてとの事でした。