2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|大学入試だけではないみたいです

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2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|受験者全員が正解に損するのは?

2018年中学受験出題ミス

2018年中学受験で名門中学校でも出題ミスについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

昨今、大学入試での出題ミスがよくニュースで取り上げられていますが、出題ミスは何も大学入試に限った事ではなかったようです。

本日3月9日のニュースでは、今年の中学受験でも出題ミスがされたの事で、この記事では実実際にニュースを見て感じた内容と感想から

  • 2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|名門御三家と呼ばれる武蔵中学校で
  • 2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|国語
  • 2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|社会

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|名門御三家と呼ばれる武蔵中学校で

2018年中学受験出題ミス

入試問題の出題ミスは大学だけに限らないようですね。

2017年、京都大学と大阪大学の一般入試で出題ミスがあり、ニュースでも取り上げられておりました。

そのときは京大で17人、阪大では30人が、合格していたはずなのに不合格と判定されていて人生が変わってしまった受験生の方々には、本当につらかっただろうと思いました。再発防止を誓っていたようですが、今年の京都大学の入試でも、化学で複数のミスがみつかり、試験中に問題が削除・訂正される騒動が起きています。

しかしどうやらこうした入試問題のミスは、大学受験だけの話ではないようです。

2月16日、開成、麻布に並ぶ御三家よ言われている名門の武蔵中学の梶取弘昌校長は、塾・出版社向けの入試説明・意見交換会の冒頭、入試問題の不備について謝罪されております。

「何よりも受験生の皆さんにご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい」

との事でした。

今年2月1日に実施された武蔵中の受験では、入試問題の不備により国語で2問、社会で3問のあわせて5問、受験生全員が満点となったそうです。

2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|国語

2018年中学受験出題ミス

武蔵中のホームページによると、

出題に関するお詫びとご報告

が公開されていて、だれでも内容を確認することができます。

まず2問のミスがあった国語については、

「問六(1)」は、出題文の中にあった「退路を断つ」という言葉の意味を所定の段落から13字で抜き出すという問題です。

解答欄は「(13字の空欄)という考え方を捨てること。」とすべきなのに、「という考え方を捨てること。」いう言葉が抜け落ちていたようです。

また関連する「問六(2)」も全員正解となったみたいですね。

「(1)の答えのような態度をとると、なぜ人間が進化していくことになると筆者は考えているのですか。」

という記述問題で、字数制限のない広い解答欄に書くという問題です。これを時間を使い一生懸命書いた子も、何も書かなかった子も一様に同じ得点となるのは少し正解している受験生が気の毒に感じます・・・。

武蔵中の国語の試験時間は50分です。問題数は漢字・語彙が9問、接続語5問、その他6問の合計20問で、そのうち4問が長い記述問題でした。配点は公開されていないようですが、記述問題は1問10点くらいでしょうか?

受験生たちはミスのあった問題についても当然かなりの時間をつかって解答を書いたはずですよね。我が家の国語が苦手で記述問題を落としそうなコッコちゃんであればラッキーと思うかもですが、国語の記述問題を得意とする受験生のお子様にとっては、明らかに損をした気分になるのではないでしょうか?

一般的に、記述問題は漢字・語彙や接続語といった暗記が中心の基本問題や選択問題より受験生の実力差が出るので、ここでの全問正解は合格不合格にかかわってくると思います。

2018年中学受験で名門中学校でも出題ミス|社会

2018年中学受験出題ミス

社会でも記述問題6問中3問が全員満点になったようです。

社会の出題ミスは、より合否に影響を与えるものだったとこの事について、解説の記事を書かれていた塾の講師の方も仰っておられました。

その理由は、全員正解となった3問とも記述問題だったからとの事。

出題ミスの内容は、問題文が途中で突然分断されており、意味がまったく通じないというものだったようです。

問題文の作成時に、「コピー&ペースト」をする箇所を間違えたとすら思えてしまう、きわめてお粗末な間違いだったとの塾の講師の方の解説ではそう仰られておりました。

国語と同じように、社会でも、武蔵中は記述式の問題が多いとの事。

難関中学校や最難関中学校になればなるほど語彙力を問われる問題が多い傾向にあるここ最近の中学受験では当然の事なのでしょうね。

2018年の入試では、解答欄の長い記述問題は全部で6問あったようですが、受験生は過去問の傾向からも武蔵中を第一志望校にしている受験生は特に必死に記述問題に挑戦し、書く力を鍛えて受験の日を迎えると思うのです。

しかし、今年は長い記述問題の6問中3問が書いても書かなくても意味のない問題となってしまったというのはさすがに受験生のお子様方には辛い仕打ちだと思いますよね・・・。

正直、関西に住む私でも名前は聞いた事のある御三家の名門中学校の武蔵中のような名門校がこうしたミスを2科目同時にするとは信じられませんし、私立中学校へ4月から長女を通わせる親としては、わが子を通わせる学校でなくてもショックですよね・・・。

今年は、武蔵中学校以外の中学入試でも問題ミスはあったようですし、本当にの真面目に公表して改善しようとされているのは、問題ミスを起こした事は大変残念ですが、今後への対応としては正直に公開している事は良い事だと思います。

たかだか1問でもその問題が全員正解になってしまうようなことが起きれば、その問題で他の受験生と差をつけ、合格していた子が、もしかしたら差をつけれずに不合格になってしまうようなこともあるかも知れません。

今後は、中学受験、大学受験を問わず、このような事が起きないことを心より願うばかりです。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

 

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