小学生の算数計算問題と文章問題の違い|思い込みで解くのは危険
小学生の算数計算問題と文章問題の違いについてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
我が家の次女、この4月から小学2年生になるたぬりちゃんは、ベネッセさんのチャレンジパッドで勉強をしていました。
その後たぬりちゃんの希望により紙ベースの教材に変更してたぬりちゃんは勉強したり、結構ベネッセさんの教材にはお世話になり母も良い教材だと思う事もあり、ベネッセさんの教育情報サイトは常々見て参考にさせて頂いております。
本日はその中でも算数の計算問題は出来るのに文章問題にあれば急に解けなくなる子が多い事とその理由に対策なども掲載されていましたので、そこで参考になったなと思う内容からこの記事では
- 小学生の算数計算問題と文章問題の違い|立式の段階で混乱してしまう子も?
- 小学生の算数計算問題と文章問題の違い|思い込みが危険!
- 小学生の算数計算問題と文章問題の違い|イメージ力が大切です
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
小学生の算数計算問題と文章問題の違い|立式の段階で混乱してしまう子も?
算数そのものは嫌いではないが、計算問題は好きだけど文章問題は嫌いという小学生のお子様は少なくはありません。
我が家の小学6年生の長女コッコちゃんもそうです。
計算は得意なのですが、文章問題は苦手、そもそも国語が嫌いで苦手な事が響いているのかな?
と母は思っていました。
ベネッセ教育情報サイトでも、小学生高学年のお子さんで割合や速さなどの複雑な問題が多くなってくる頃から、立式の段階で混乱してしまうお子様が多いとの事でした。
確かに立式が難しいように感じる文章問題も増えてくるのが5年生からですよね。
最近では無くなりましたが、昨年コッコちゃんが5年生の頃は立式すらしない時期があり、母もその頃は大変頭を悩ませたものです。
そもそも立式をせずに解き間違われては、立式が解らなくて出来ないのか、ただ面倒くさいからしていないかもわかりませんでした。
馬渕教室の先生に、散々その都度注意されてやっと立式をするようになったのですが・・・
きっと立式の段階でつまづくお子様は、我が家のコッコちゃんのように、理由は
- わからない
- 面倒くさい
この2つの理由が50%づつくらいあるのではないでしょうか?
真剣に時間をかけて考えれば立式くらいは何となく出来るかも知れないけど、面倒くさいに多分こうだろうから、もう式なしで良いや的な思考が頭をよぎり立式をせずに解いてしまうのでしょうね。
小学生の算数計算問題と文章問題の違い|思い込みが危険!
我が家のコッコちゃんにも言えることなのですが、文章問題が苦手な子の多くは、文章問題を解くときに、求められていることが何かを正確に読み取らずに思い込みで問題を解いてしまう事があるのです。
この思い込みと言うのが曲者で、その時には本人は『これで良い。これで間違いない』と自信満々に間違えてしまうので、だからテストの後に『出来た』と思っていても答案が返って来た時には思いっきり間違えてしまっているのですね。
昨年あたり、コッコちゃんはこの常習犯でした。
そして次に思い込みよりも難敵。
文章をろくに読まずに問題を解く!
これもコッコちゃんは以前までは常習犯で、正直これをされると先生も手の打ちようがありません。
ちゃんと文章を読む!
としつこく言い続けるしかなかったです。
文章をキチンと読まずに試験で間違えた問題を後から解かせて、普通に解けた時などは怒りがこみ上げてきましたが、これも含めて今のコッコちゃんの実力だと割り切り、文章をキチンと読むという行為が出来る力が足りなかったのだと、文章を最後まで読ませる努力をしました。
この思い込み、文章を読み飛ばすという事の対策としては、テスト中に
- 問題文の大事なキーワードに線を引く
- 簡単な絵を書きながら解く
これは私も社会人になってからの資格試験などでも、していた事ですがベネッセ情報サイトの思い込み対策でも同じような内容が掲載されていました。
何を問われているかを整理する為に、文章問題の文章の大事な単語に線を引き、求められているものの簡易な絵を書くことで問題が整理でき思い込みは無くなるし、文章を読み飛ばす事もできなくなります。
これを普段の家庭学習から癖になるくらい、徹底すれば文章問題をただの計算問題と変化させる事も可能です。
小学生の算数計算問題と文章問題の違い|イメージ力が大切です
結局、文章問題が苦手、不得意というお子様は国語力である文章読解力とイメージ力が不足しているからであると我が家のコッコちゃんを見ていてもそう思われます。
しかし算数で出てくる文章問題の文章に、難しい本や、新聞のような内容の読み取るのに苦労するような文章はありません。
それでは何故低学年の頃の文章問題は解けたのに高学年になると急に文章問題が解けなくなったのか?
ただ純粋に問題の難易度が上がったという事もあるでしょうが、その理由の1つに低学年の問題では文章問題によく元々イラストを入れていてくれたからなのです。
生徒にイメージをさせやすいように低学年の間は問題にイラストや挿絵が入っている文章問題が多いのですよね。
そのイラストを見るだけで、お子様は頭の中で文章問題で問われている内容を明確にイメージ出来て、立式も簡単に出来るのです。
ですので低学年の頃より、長く少し難しい文章になった文章問題をキチンと問われている内容をキーワードに線を引きながら読み、低学年の頃にはあったイラストを、簡易でも良いので問題用紙の空きスペースに自分で書くことにより、一気にイメージが湧くようになります。
文章問題をイメージしにくいから、立式も出来ずに苦手と思うのであれば、自分でイメージのサポートをするツールを試験中に作成すれば良いのです。
高学年になると、具体的な場面をイメージしにくい問題も出てきます。
そういった問題でも線分図などを自分で家庭学習の時から、スラスラと書ける癖をつけておくことにより算数の文章問題の苦手意識を少しづつ克服出来ると思います。
- 文章問題のキーワードに線を引く
- 問われている事を整理する為に簡単な図や絵を書く
この2点は実行さえ、すれば今以上に文章問題で混乱することは減ると思いますので、後は普段の勉強中から実行することを習慣づけていくように、1度、算数の文章問題が苦手というお子様にはお試ししてあげてみて下さい。
算数の文章問題が苦手というお子様の親御様に少しでもご参考にして頂きますと幸いです。
この記事でのご紹介は以上となります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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