中学受験を目指し始めたきっかけ|ノンフィクション小説風VOL.1

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中学受験を目指し始めたきっかけ|子どもの都合と大人の都合

中学受験目指きっかけ

スマホで調べてみた結果、その学校の高校のとてつもない偏差値を見た後でしたので、中学校の偏差値は、まだ現実的に思えてきました。

物凄い痛い治療を受けた後の注射が全く痛いとも思わないようなものでしょうか?

『○○(私立の学校名に)に行く(通う)には試験を受けて合格しなくてはいけないのだけど、偏差値を調べたけど、どう考えても高校受験では、コッコちゃんの頭(学力)では合格できないわ・・・。中学校の偏差値なら少しは高校よりも低いから、高校よりは入りやすそうだけど・・・・。』

その言葉を聞き

『じゃあ、コッコ、中学校から○○(私立の学校名)に行く。』

と言ってきました。

おいおい、中学校からいくって・・・いったいどれだけお金がかかるのだ・・・この子は何を言っているのだ・・・正直、そんな思いでした。

『コッコちゃん、私立中学校に通うのには、すごくお金がいるんだよ。うちの家はそんなにお金の余裕がないから無理。』

と言って諦めさせることにしました。

しかし、あくまでもお金がないのは親の都合です。

そしてこの時は私は、私立中学校や私立高校については全くの無知でしたので、現実にかかる費用よりもさらにもっと大きな費用がかかるというイメージを持っていた事もありました。

しかし、子供はそんなことは全く気にしません。

というか、都合の悪いことは全く聞いていません。

『コッコ、私立中学校にいって、お医者さんになる。』

この子は人の話を聞いているのか?そう思いましたが、本人はそう言って意見を曲げようとはしません。

しかし、この時小学4年生の3学期。

これまでのコッコの行動を見てきても、本気ではなく思い付きで言ったことなどは、私や主人に1度却下されるとすぐに諦めましたが、この都合の悪いことは聞こえなくなり自分の意見を押し通そうとする頑固な行動は常に本気の時だと言う事も親なので知っていました。

しかし・・・我が家の子が中学受験?いやいや・・・だから無理でしょ?・・・。

そんな事を考えながら、私はまさかこのような流れになるとは思っていなかったので、自分が発した言葉にかなり後悔です。

本当にいらないことを言ってしまったとの思いです。

さて、どうにかして、本気で私立中学校を受験する気になったコッコちゃんに中学受験を諦めさせるかを考えなくてはいけません。

どうしたものか・・・・考えてしまいます。

これが、我が家が初めて中学受験というものを意識した出来事でした。

【コッコとたぬりの大冒険第1話終わり】

第2話へ続く。

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