2020年度の教育改革で入試はどう変わるのか?|小学校もグローバル化
小学校ではグローバル化に対応し現在、5、6年生で学んでいる外国語活動を3、4年生から学習するようになり、英語教育の早期化が進む。5、6年生の英語授業は読む、書くも加わり、正式教科となります。
そして、情報通信技術時代に対応した人材育成に向け、新たにプログラミング教育も導入されます。
高校では27科目が新設・改定されるようです。
特に地理歴史・公民分野は大きく変わり、新たな必修科目「公共」は、18歳選挙権の導入で重要となる高校での主権者教育を中心的に担います。
社会の中で自立し、他者と連携・協働しながら、生き抜く力や地域の課題解決を主体的に担うことができる力を身に付けるため、討論や模擬選挙、模擬裁判なども取り入れて学習するとしています。
インターネット上に氾濫する情報の価値を正確に読み取り活用するメディア・リテラシーの育成の役割も併せ持っています。
国際協力や防災を扱う「地理総合」とともに日本と世界の近現代を学ぶ「歴史総合」が新設され、必修科目になります。
そして世界史は必修でなくなるようですね。
一方、「日本史探究」「地理探究」「理数探究」など新科目に目立つ「探究」は、高大接続議論の中で示された、課題を探究する能力を育むことを明確化するというのが文部科学省の考えのようです。
今後、児童生徒が新たな学びに向かう中で、指導する教師の力も問われることになり、教師の力の底上げも必須となりそうですね。
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